痛いところは煙に巻く

製造業のしがない社内SEが日記代わりにいろいろ書く

Hello,World

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【SONY WI-1000XM2】最強のノイキャンで静かなテレワーク環境??

おはこんばんにちわ、ビショップです。

私生活にいろいろあって、前回の更新から非常に間が空いてしまった。

今日は新しいガジェットを購入したので、久々商品レビューしようと思います。
今回紹介したいのは、SONYのWI-1000XM2。
昨年2019年末に発売されたネックバンド型ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット。

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WI-1000XM2

昨今のコロナの影響で在宅勤務や特殊な勤務が増えたのと、新しいイヤホンが欲しくなったのも相まって購入しちゃいました。清水の舞台から飛び降りた。
先日ついに政府が緊急事態宣言の解除を決定して、もしかしたら在宅勤務の機会も減っていくのかもしれませんが、ちゃんとした会社なら急に通常出社にはしないでしょう、ということでぜひ聞いて行ってください。役に立つかも。

良かった点

ハンズフリー通話可能

在宅勤務で使いたかったので、この機能はついてて当たり前なんですが、マイクの性能も悪くないようで、概ね好評です。聞き取りづらいとは今のところ言われてないですね。

高性能ノイズキャンセリング

職場に行く機会もあり、場合によってはちょっと騒音のある場所でも作業をすることがあります。在宅勤務の時も打ち合わせなどで絶対に聞き逃せない場合がありますね。そんなときこのノイズキャンセリングの能力に中々驚かされました。IT系の仕事をされている方にはなんとなく伝わりそうな言い方をすると、「サーバールームの騒音が半分になる」。ノイズキャンセリングってすごいんやな…。在宅時も生活音をさほど気にすることなく会議に参加できます。

ネックバンドタイプ

完全ワイヤレスじゃないのが良かったのです。耳からうどん生やしたくなかったし、絶対片方失くすから。前のモデルはバンド部分が金属?だったようで、コンパクトにできなかったようですが、XM2はシリコン製となり、くるっと巻いてコンパクトにケースに収納することができるため、持ち運びも苦じゃないです。カバンの中にとりあえず入れておけますね。

有線でも使用できる

地味に便利。Bluetooth対応してないものでも使える。Switchを携帯モードでやるときとか、飛行機の中でも使える。飛行機の座席で使える二股ステレオジャックアダプタもついてる。まだ飛行機では使ってないので、機会があれば使いたいです。

充電はUSB Type-C

今どきは大体そうか。

バッテリーが長持ち

フル充電なら8時間勤務+1時間の休憩くらいは余裕です。休憩時間にも少し充電してやればもっとイケますね。安心。今後の劣化具合は注意しておかないといけませんね。

ケースが付いてる

地味にうれしい。高級感がある。さすが高級イヤホン。

ワイヤレスハイレゾ対応

音響装置にそこまで思い入れがないのと、耳の性能があんまり良くないので、ハイレゾの違いは「まぁ確かに良いねぇ」くらいであんまり分かりませんが、LDAC対応でBluetooth接続しても音質の劣化が少ないそうです。

悪かった点

充電中は使用不可

注意事項でもありますよね。事前に充電しておけばいいんですがね。緊急時にはちょっとストレスですね。

高価

ソニーストアで3万5000円って高いよねぇ。ほぼ毎日8~10時間くらい使っているので、1日当たりで考えればそうでもないのでしょうか。

付属のUSBケーブルが超短い

どうでもいいですね。持ってるUSBケーブル使ってください。

総評

買ってよかったです。在宅勤務のツールとしては豪華なもんですね。ゲーミングヘッドセットで代用していた時もあるのですが、その時よりも当然スッキリしていますし、「すげぇの着けてるなぁ」っていう無駄な会話も産まれずにスムーズです。完全ワイヤレスは失くしてしまいそうで怖いけど、ハイレゾ対応で通話もできて性能の良いノイズキャンセリング機能のワイヤレスイヤホンが欲しい、値段は厭わない、という方で金銭的に余裕のある方はぜひSONY WI-1000XM2をお試しあれ。

サボったっていいじゃないか、人間だもの。おすすめサボり術

おはこんばんにちは。

会議には出れません。私は今、サボっています。
Wikipediaを縦断するマウスのコロコロを磨いています。
特に何も考えず、ただただ時間が過ぎるのを待って、やる気が出てくるのを待っています。

こういう日もある。やる気も出ず、いまいち集中できず、注意力が散漫になりがちな時に、無理をして仕事をするべきではない。そういう時に限ってミスをして、周りに迷惑をかけてしまうことがある。適度に気を抜いて、次の仕事に集中するエネルギーをためることも重要だ。

言い訳ですね。

でもダメなときはダメなんですよ。私は特に浮き沈みが激しくて、まったく手につかない日があります。集中できるときは自分なりには凄いと思うんですけどね。デキる人は適度にサボっている、なんていう記事もちょくちょく見かけますし、割り切ってサボることも重要じゃないかと思います。成果さえ出ればね。

というわけでサボりがてら、今日は私的なオススメサボり術でも公開しましょうかね。なおPC作業をメインとした人向けです。

オススメサボり術

PCの整理

あなたの使っているPCのデスクトップを整理しましょう。デスクトップに無駄にファイルやショートカットを置いていませんか?デスクトップの乱れは心の乱れとも言います。なにがしかのアイコンが10個以上あるなら今すぐ整理しましょう。本当に使っているのはその程度です。なんならWindowsを使っている人はCtrl+Aの後右クリックしてShift+Dしましょう。そうすれば混沌の極みから解放されます。必要なものも消えますけど。真に美しいデスクトップはアイコンが一切存在しないデスクトップです。この世にはゴミ箱すら不要です。
あとはダウンロードファイルが保存されるフォルダやドキュメント関連のフォルダも整理しましょう。1年も同じPCを使っていれば大量にゴミがたまっているはずです。不要なものは削除して心も体もPCも軽くなりましょう。

デスクの整理

あなたの今座っているデスクを整理しましょう。引き出しにずいぶん昔から入っている書類がありますね?何も考えずにシュレッダーに入れましょう。シュレッダーは一度に投入できる枚数に限界があります。つまり、時間がかかるということですね。これは絶対不変の原理であり、何物にも干渉されない因果です。シュレッダーにかけるという行為は時間のかかるものとして、誰にも邪魔されない暇つぶしです。最高ですね。何も考える必要すらありません。今こそそのごみ溜めのような引き出しに眠っていた書類を開放するときです。シュレッダーごみは自分で片付けましょう。
キーボードやマウスを掃除してもいいでしょう。マウスをひっくり返してみてください。なんか良く分からないゴミが付いていませんか?取りましょう。隙間になんか詰まっていませんか?手垢です。取りましょう。キーボードも、「定期的に掃除されるからトイレの便座の方がまだ綺麗」といわれるほどに汚いです。まさかその手でご飯食べてませんか?アルコール除菌しましょう。

Wikipediaなどのサイト

いわずもがな暇つぶしの最強ツールですね。Wikipediaは文字が中心のページがほとんどですので、後ろから見られた際の怒られるリスクはかなり低いと言えます。一方Wikipediaは、深夜に見ていると気が付いたら核融合の記事を調べていた、なんてこともざらにある「禁断の果実」とも言われています。見てるだけで気が付いたら終業時間という過ちを起こしやすいが故に、上級者向けとも言えます。短時間で切り上げるための自分を律する心と、ブラウザのすぐ後ろにExcelやWord、仕事してるっぽいPDFを開いておきましょう。周囲に人の気配を感じたらショートカットですぐに切り替えるのです。自分を律する心があればサボるのをやめたらどうだ。
インターネッツは会社によっては監視されたりアクセス記録が残るようになっていたりします。なので、会社のルールに則ってほどほどにしましょう。とても厳しい会社もありますので、気を付けましょう。いかがわしいサイトだけは絶対に避け、Amazonで欲しいものリストを作成して妄想する程度にしておきましょう。

ブログネタを考える

ブログをやってる人は、ブログネタを考えてもいいですね。ただし、ブログを書くのはオススメしません。業務時間中にやってることがバレたら大目玉です。気を付けましょう。

自己研鑽に努める

勉強や情報収集など、自分を磨く時間にあててはいかがでしょうか。今後の自分のためになりますね。
…は?何言ってんの?サボるやつが自己研鑽に努めるわけねぇだろ。寝言は寝て言えよ。

最後に

今まで紹介したサボり術の実践は自己責任でお願いします。実践して皆様がいかなる被害を被ったとしても、一切の責任は負えませんので悪しからず…
ぶっちゃけ、PCのモニタは結構遠くからでも見えますし、全然関係ないことやってるのはバレてます。やるときはやって、しっかり成果を出していれば、余程でなければ特に何も言われることはないと思います。何事もほどほどに…

WSUS構築 私的な勘所

おはこんばんにちは、ビショップです。
久々の更新。ただのサボり。

最近Windows7の延長サポート期限が終わったことが話題ですが、Windows Server 2008も地味に一緒に期限切れしてますので入れ替え対応を結構してました。で、久々にWSUSの設定をいくつかしたんですが、忘れがちなのとMicrosoftのサイトが分かりにくいのと、やっぱり安定稼働しづらいのでメモ代わりに記事にしようと思います。

ハード的なところ

  • CPU:どうでもいい
  • メモリ:8GB以上
  • WSUSコンテンツの保存先ディスク容量:800GB以上

体感的に安定して稼働する構成はこんなところ。保存先は好みで、私の場合はDドライブを作って直下にwsusというフォルダを作ってWSUSコンテンツの保存先に指定しています。このDドライブの容量は800GBくらいあるとなんとなく安定するイメージです。500GBだとクリーンアップウィザードが失敗しがち。この手の情報は調べても意外と見つかりません。正解はないんだと思います。ですので、環境によっては必ずしも充分ではない可能性があります。余裕を持ったスペックが必要だと思います。

必要な機能・ソフトウェア

  • Windows Server Update Services(当たり前だな)
  • Webサーバ(IIS
  • Windows Internal Database
  • Microsoft Report Viewer 2008 SP1 再頒布可能パッケージ
  • SQL Server Management Studio

Windows Internal Databaseはデフォルトだと使います。SQL Serverとか使ってもいいんですが、面倒なのでそのまま。Report Viewerはレポート表示に必要。SSMSはWSUSのメンテに必要。ということで5つの役割・機能とソフトを使用します。インストール方法とかは割愛。

設定的なところ

IIS

IISのマネージャーからアプリケーションプールの「WsusPool」を右クリックして「詳細設定」を表示。下の方のプライベートメモリ制限を「4000000」に設定する。

f:id:bishop03428:20200128112415j:plain
WsusPool
f:id:bishop03428:20200128112436j:plain
WsusPoolProperty

WSUS

WSUSの主要な設定は割愛します。環境次第なので!見落としやすいところで、ポート番号の変更が必要になる場合があります。Windows Server 2012以降のWSUSではWSUSサーバとクライアント間で利用されるポートのデフォルトが80から8530に変更されました。なので、会社などの環境、クライアントの参照先設定によってはクライアントがWSUSサーバを正常に参照できずコンピュータがいつまでたってもWSUSに表示されない場合があります。そういった場合は、WSUSサーバ側のポート番号を80に変更してあげる必要があります。
WSUSサーバのコマンドプロンプトで下記コマンドを実行します。

"C:\Program Files\Update Services\Tools\wsusutil.exe" UseCustomWebSite false

少し時間がかかることがありますが、”ポート番号の仕様: 80”と表示されれば変更されます。WSUSで使用されるポート番号の確認は、WSUSの管理ツールを開いて、左ペインのサーバ名をクリックしたときに表示される概要から確認できます。

定期メンテナンス

WSUSは定期的にメンテナンスが必要です。Microsoftは少なくとも月に1回のメンテナンスを推奨しています。いちいち手動でやるのは面倒なので、定期的に実行されるようにタスクを仕込んでおきます。手動でやる場合は別途調べてください。

インデックスの再構築

SQLコマンドが必要です。下記のSQLをコピーしてSQLファイルを作成してください。Microsoftのサイトからもダウンロードできたと思ったのですが、ちょっとサイトが見つからないので、興味のある方は探してください。一応注意になりますが、WIDを使用していること前提なので、SQLServerを使用している人は別途調べてください。

/****************************************************************************** 
This sample T-SQL script performs basic maintenance tasks on SUSDB 
1. Identifies indexes that are fragmented and defragments them. For certain 
   tables, a fill-factor is set in order to improve insert performance. 
   Based on MSDN sample at http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/ms188917.aspx 
   and tailored for SUSDB requirements 
2. Updates potentially out-of-date table statistics. 
******************************************************************************/ 
 
USE SUSDB; 
GO 
SET NOCOUNT ON; 
 
-- Rebuild or reorganize indexes based on their fragmentation levels 
DECLARE @work_to_do TABLE ( 
    objectid int 
    , indexid int 
    , pagedensity float 
    , fragmentation float 
    , numrows int 
) 
 
DECLARE @objectid int; 
DECLARE @indexid int; 
DECLARE @schemaname nvarchar(130);  
DECLARE @objectname nvarchar(130);  
DECLARE @indexname nvarchar(130);  
DECLARE @numrows int 
DECLARE @density float; 
DECLARE @fragmentation float; 
DECLARE @command nvarchar(4000);  
DECLARE @fillfactorset bit 
DECLARE @numpages int 
 
-- Select indexes that need to be defragmented based on the following 
-- * Page density is low 
-- * External fragmentation is high in relation to index size 
PRINT 'Estimating fragmentation: Begin. ' + convert(nvarchar, getdate(), 121)  
INSERT @work_to_do 
SELECT 
    f.object_id 
    , index_id 
    , avg_page_space_used_in_percent 
    , avg_fragmentation_in_percent 
    , record_count 
FROM  
    sys.dm_db_index_physical_stats (DB_ID(), NULL, NULL , NULL, 'SAMPLED') AS f 
WHERE 
    (f.avg_page_space_used_in_percent < 85.0 and f.avg_page_space_used_in_percent/100.0 * page_count < page_count - 1) 
    or (f.page_count > 50 and f.avg_fragmentation_in_percent > 15.0) 
    or (f.page_count > 10 and f.avg_fragmentation_in_percent > 80.0) 
 
PRINT 'Number of indexes to rebuild: ' + cast(@@ROWCOUNT as nvarchar(20)) 
 
PRINT 'Estimating fragmentation: End. ' + convert(nvarchar, getdate(), 121) 
 
SELECT @numpages = sum(ps.used_page_count) 
FROM 
    @work_to_do AS fi 
    INNER JOIN sys.indexes AS i ON fi.objectid = i.object_id and fi.indexid = i.index_id 
    INNER JOIN sys.dm_db_partition_stats AS ps on i.object_id = ps.object_id and i.index_id = ps.index_id 
 
-- Declare the cursor for the list of indexes to be processed. 
DECLARE curIndexes CURSOR FOR SELECT * FROM @work_to_do 
 
-- Open the cursor. 
OPEN curIndexes 
 
-- Loop through the indexes 
WHILE (1=1) 
BEGIN 
    FETCH NEXT FROM curIndexes 
    INTO @objectid, @indexid, @density, @fragmentation, @numrows; 
    IF @@FETCH_STATUS < 0 BREAK; 
 
    SELECT  
        @objectname = QUOTENAME(o.name) 
        , @schemaname = QUOTENAME(s.name) 
    FROM  
        sys.objects AS o 
        INNER JOIN sys.schemas as s ON s.schema_id = o.schema_id 
    WHERE  
        o.object_id = @objectid; 
 
    SELECT  
        @indexname = QUOTENAME(name) 
        , @fillfactorset = CASE fill_factor WHEN 0 THEN 0 ELSE 1 END 
    FROM  
        sys.indexes 
    WHERE 
        object_id = @objectid AND index_id = @indexid; 
 
    IF ((@density BETWEEN 75.0 AND 85.0) AND @fillfactorset = 1) OR (@fragmentation < 30.0) 
        SET @command = N'ALTER INDEX ' + @indexname + N' ON ' + @schemaname + N'.' + @objectname + N' REORGANIZE'; 
    ELSE IF @numrows >= 5000 AND @fillfactorset = 0 
        SET @command = N'ALTER INDEX ' + @indexname + N' ON ' + @schemaname + N'.' + @objectname + N' REBUILD WITH (FILLFACTOR = 90)'; 
    ELSE 
        SET @command = N'ALTER INDEX ' + @indexname + N' ON ' + @schemaname + N'.' + @objectname + N' REBUILD'; 
    PRINT convert(nvarchar, getdate(), 121) + N' Executing: ' + @command; 
    EXEC (@command); 
    PRINT convert(nvarchar, getdate(), 121) + N' Done.'; 
END 
 
-- Close and deallocate the cursor. 
CLOSE curIndexes; 
DEALLOCATE curIndexes; 
 
 
IF EXISTS (SELECT * FROM @work_to_do) 
BEGIN 
    PRINT 'Estimated number of pages in fragmented indexes: ' + cast(@numpages as nvarchar(20)) 
    SELECT @numpages = @numpages - sum(ps.used_page_count) 
    FROM 
        @work_to_do AS fi 
        INNER JOIN sys.indexes AS i ON fi.objectid = i.object_id and fi.indexid = i.index_id 
        INNER JOIN sys.dm_db_partition_stats AS ps on i.object_id = ps.object_id and i.index_id = ps.index_id 
 
    PRINT 'Estimated number of pages freed: ' + cast(@numpages as nvarchar(20)) 
END 
GO 
 
 
--Update all statistics 
PRINT 'Updating all statistics.' + convert(nvarchar, getdate(), 121)  
EXEC sp_updatestats 
PRINT 'Done updating statistics.' + convert(nvarchar, getdate(), 121)  
GO 

上記のSQLをsqlwid_reindex.sqlという名前で保存したとします。それをWSUSサーバのDドライブ直下に保存したとします。タスクスケジューラに下記コマンドを登録します。

"C:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\Tools\Binn\SQLCMD.exe" -S \\.\pipe\Microsoft##WID\tsql\query -i D:\sqlwid_reindex.sql -I -o D:\wsus\reindexout.txt

起動タイミングなどは好きに設定してください。同期の時間とは被らないようにしましょう。このコマンドはDドライブのwsusフォルダにログが出力されるようになっています。

クリーンアップウィザードをPowerShellで実行

不要な更新ファイルや古いコンピュータなどは溜まっていく一方なので邪魔になります。クリーンアップウィザードで定期的に削除してあげる必要がありますが、通常はWSUSの管理ツールから実行してあげないといけません。ですがPowerShellからコマンドで起動する方法があります。これを利用してタスクスケジューラにPowerShellコマンドを仕込んであげます。

Powershell -Command "Invoke-WsusServerCleanup -CompressUpdates -CleanupObsoleteUpdates -CleanupObsoleteComputers -CleanupUnneededContentFiles -DeclineExpiredUpdates -DeclineSupersededUpdates" > D:\wsus\wsusClean.txt

こちらも起動タイミングなどは好きなように設定してください。かなりの時間がかかります。同期の時間とは被らないようにしましょう。このコマンドもDドライブのwsusフォルダにログが出力されるようになっています。

トラブル対応

ディスク容量が小さいと、WSUSコンテンツの容量に追いつかず、WSUS管理ツールが頻繁にタイムアウトしたり、クリーンアップウィザードが失敗したりします。そういった場合は最初からWSUSを再セットアップしちゃいましょう。IISから何からすべてなかったことにしてから再セットアップすることでなんとかなる場合があります。勇気をもって機能の削除とファイルの削除を行いましょう。

まとめ

  • ハードウェアスペックは余裕のある構成で。特にディスク容量
  • 旧環境からのバージョンアップなどによってはWSUSポートの変更が必要
  • 手動メンテナンスは面倒なのでタスク化しよう
  • トラブル時は思い切って最初から設定しなおそう

【対策編】Google Chrome 78 がクラッシュする件 2019年10月

おはこんばんにちは、ビショップです。

10月23日のGoogle Chrome 78へのアップデート後に、Chrome自体がクラッシュする事態が頻発しておりまして、今もちょいちょい問い合わせを受けている状況です。そんな中、いよいよ対応策を決めたので、せっかくなので記事にしておこうと思います。過去記事がだいぶ長くなってるので、記事分けて書こうと思います。現象と環境、いろいろ調査した内容については過去記事をご覧ください。

bishop.hatenadiary.com

主な原因

Google Chromeのコミュニティでまとめられていますが、アンチウィルスソフト特にSymantec Endpoint Protectionの古いバージョンがインストールされている環境で発生していることが多いようです。コミュニティの方では、具体的にバージョン14.2以上へのアップデートを推奨しています。
参考:https://support.google.com/chrome/thread/17555930
とはいえ、私の対応している環境では、SEPのクライアントが最新版になっているものでも発生しています。もしかしたら旧バージョンからサイレントアップデートしているとダメなのかも?一度クリーンインストールも試してみる必要ありかしら。

具体的な対応策

クリアしたい課題

ショートカットを作って起動オプションを設定する、という対応策がネットでも暫定的な対策として非常に多く見られますが、過去記事でも言及しているように、会社の環境で多発している場合はそんな個別に対応してられないぜ!となります。なので、なにがしかの方法でショートカットを配布するか、もしくは根本的な対策が必須となります。ショートカットの配布については、恥ずかしながら弊社、ITリテラシが低いので「こっちのショートカットに変更してね!」って言ってもなかなか対応できない人が多くいますし、Webページごとにショートカットをデスクトップに配置してらっしゃる方も多数いらっしゃします。ということで、単純にショートカットを、ということにもいきません。やはり根本的にGoogle Chromeの起動をなんとかするしかなさそうですね。

結局

今回私がとった対策は、レジストリをいじるやーつです。必要な作業は、

1.テキストエディタを開く
2.下記をコピペする

REG ADD “HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Google\Chrome” /V RendererCodeIntegrityEnabled /T REG_DWORD /D 0 /F

3.batファイルとして保存する
4.なにがしかの方法で各端末へ配布・実行する

正しく実行させるには管理者として実行する必要があります。ログオンスクリプトとかでは適用が難しいので私の場合はIT資産管理ツールと呼ばれるツールで配布→管理者として実行する形をとっています。IT資産管理ツールっていうのは、LanScopeとかSKYSEAとかそういうの。
なんにせよ、こういう対応は気持ち悪いので、GoogleでもSymantecでもいいので、ちょっと手を加えてすんなり動くように修正版をリリースしてほしいものです。

Google Chrome 78 がクラッシュする件 2019年10月

おはこんばんにちは、ビショップです。
久々の更新ですが、トラブルが起きたので。

10月23日からGoogleChromeがバージョンアップされて、78になったのかな?最近Chromeを使ってなかったので、あんまり意識してなかったんですが、社内のPCでChromeが使えなくなった!という問い合わせがちらほら上がってきまして。起動しても下の画像のように表示されるだけで、設定を開いても同じ画面になってしまうと。

f:id:bishop03428:20191024112308j:plain
chrome_error

困りましたねぇ。どうやら起きてる環境もまちまちのようで、しかも、私の使ってる環境では起きてないので、より分からない。調べたところ、原因はある程度絞り込めていて、いくつか対応方法もあるようなので、試してみました。その感想を簡単にまとめておきます。

起動オプションをつける①

Chromeのショートカットを作って、起動オプションを付ける対応方法その1です。ここで使用するのは「--no-sandbox」を付ける方式。Chromeサンドボックス化することでレンダリングJavaScriptにおける任意のコードを実行できるといった脆弱性を低減させていますが、その機能をオフにして起動するということですね。
これは会社のセキュリティ的にはアウトでしょう。個人では自己責任で良いですが、社内の端末に適用するのはオススメできません。っていうか、各端末に設定が必要なので、10台やそこらじゃいいけど、百台単位じゃ無理ってもんですよ。

起動オプションをつける②

Chromeのショートカットを作って、起動オプションを付ける対応方法その1です。こちらは「--disable-features=RendererCodeIntegrity」というオプションを使用します。れんだらーこーどいんてぐりてぃ?という機能をオフにして起動するってことですかね。こちらがなんとなく影響も少なそうなので、よさげなのですが、①の方法と同じで、手間がすごいのが問題。いったん見送り。

Symantec Endpoint Protectionのバージョンアップ

原因として挙がっているんですが、SEPのバージョンが14.2より古いと、RendererCodeIntegrityの機能と相性が悪いようで発生するみたいです。なので、最新版にアップグレードしましょう、ということですね。が、私の会社のSEPは私が管理してますが、ちゃんと14.2 RU1になってるんですよねー。問題の起きてる端末も14.2 RU1であることが確認できてます。なので、今詰んでます。

SEPのスキャン対象からchrome.exeを除外する

会社のPCでこんなことするわけにはいかないので、試してないです。この方法でも解消する場合としない場合があるようなので、個人環境で試す分にはいいんじゃないでしょうか。

他のブラウザに逃げる

最強。話によるとEdgeでも似たような現状が発生したっていうのも何かで見たんですが今のところ発生した端末ではFirefoxに逃げてもらっています。Chromeを社内標準にしてしまっているので、社内システムはぶっちゃけGoogleChromeでしか動作確認してません。できる限り早めに解決してChromeに戻したいところですね。

Webアプリケーションの増えてきた昨今、弊社もさることながら、標準として使用してることの多いであろうGoogleChromeでこんな風になってしまうとは。早いところ解決してほしいですねぇ。さすがにGoogleChromeコミュニティの方にもたくさん投稿があるので、しばらくすれば修正版のリリースもあるんじゃないでしょうか。ひとまずそれ待ちですかねぇ。
グループポリシーとか使ってスクリプト投げれば起動オプション付きショートカットの配布もできますが、修正版出た後にまた差し替えるのも面倒だし、なんだかなぁ。

発生してる環境(一例)

Windows 10 Pro バージョン1607
Google Chrome 78.0.3904.70
Symantec Endpoint Protection 14.2.4814.1101

追記

対策編の記事を書きました。そちらも参考になれば。
bishop.hatenadiary.com

【タスク管理】ClickUp2.0ベータを使えるようになったので自称日本最速レビューする

おはこんばんにちは、ビショップです。

8月1日、私のお気に入りタスク管理ツールClickUpのZebさんからメールが届いていました。
当然英語なので、一瞬なんのことか分からなかったのですが、件名にClickyUp 2.0とyour inviteという激アツワードを発見しました。5月くらいからバージョン2.0のベータを徐々に展開していたのは知っていましたが、今回8月1日は約14,000チームを対象にベータの招待がされたようです。その中に私のチーム (個人で使ってたテスト用の奴も)が含まれたようです。やったね!早速2.0に変更して使ってみてます。

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ClickUp2.0 基本画面

デザイン変更

やはり目に付くのは、デザインの大きな変更ですね。PortfoliosやGoals、Reportingや、アカウントのメニューが今まで画面最上部にあったのが、画面左にシンプルに置かれるようになりました。そのおかげか、表示エリアが少し大きくなったので、BOARD表示でも表示できるタスクが増えたので、私としてはポイント高いですね。全体的にアイコンが増えて、多少文字が減り、アイコンで判別する/できることが多くなった印象があります。初めての人は今までより少し慣れるのに時間がかかるようになったかな?という感じは否めないと思います。ビューの切り替えも最初どこにあるのか分からず、いろいろボタンを触りまくって見つけたって感じです。
ただ、ビューのデフォルトセッティングなどができるようになっているようなので、活用したいところです。

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デフォルトセッティング

タスク管理階層の変更

階層の考え方が一部変更となったようです。今までの階層は下記のような階層になっていました。

  • チーム
  • スペース
  • プロジェクト
  • リスト
  • タスク
  • サブタスク
  • チェックリスト

それが、Ver2.0からはプロジェクトという概念を捨てたようで、スペース直下にいきなりリストを作る形となりました。その変わり、スペース直下に「フォルダ」を作成し、リストをフォルダの中に入れることができるようになりました。ただし、やはり位置づけとしてはプロジェクトの概念ではないようで、一応プロジェクトをフォルダとして2.0に移行できるようですが、一度Ver2.0に変更してからVer1.0に戻すとプロジェクトが消えてしまいます。注意が必要ですね。新しいタスクの管理階層は下記のようなイメージになります。ちょっとシンプルになりましたね。

  • チーム
  • スペース
  • リスト(フォルダ分け可)
  • タスク
  • サブタスク
  • チェックリスト

リスト単位でタスクを表示することはもちろんですが、今までと同様にプロジェクト単位、つまり新しいフォルダ単位でタスクをまとめて表示することもできるので、そこはちょっと安心。

速度改善

アプリケーションの動作速度最適化を行ったようです。今のところ大きな変化を感じることはできてませんが、より高速化してくといいですね。ちょっとモッサリ感があるのは否めない。

そのほか

カスタムビューの作り方などもろもろ少し変更があったようですが、今のところ使ってないので分かりません。Conversationsというチャット機能や、Wikiに使えそうなDocという機能を追加できるようになっています。試しに機能追加してみましたが、ほかにツールがある場合は不要でしょう。こういった機能が正式版になったときに無料プランのまま使用できるのかは調べてないので今のところ不明ですが、多少制限付きでもいいので無料プランでも使えるといいですね。
公開されてるフィーチャーにはマインドマップなども追加されてますが、今回の2.0ベータではまだ使えないようです。ミーティングにも活用できそうな機能がこれからも増えてきそうなので、より活用の幅が広がりますね。

神ツールは神ツールのまま

今回の招待がベータ版の最終回のようです。2.0の公式公開は8月になる、というのが当初の予定だったので微妙に遅れてる感じがしますね。フィードバックを見ると2.0でもちょいちょいバグが出ているようなので、ベータ版を使わせてもらいながら、公式公開を楽しみにしたいと思います。
ClikcUp2.0へのアップデートは、機能拡充とUIのシンプル化を図っていますが、使用感をなるべく変えないように配慮されたものだと思います。これでタスクボードの背景を好きな画像とかにできればTrelloを食えるんじゃないですかね。改悪と感じる部分は今のところ全くないので、私の中での神ツール認定は変わりませんね!皆さんもClickUp使いましょう!
Please Japanese version!

【Galaxy S10】iPhoneSEから乗り換えた結果

長年iPhoneユーザで、iPhoneSEを頑なに使っています。サイズ感がちょうどよく、新しいiPhoneが出ても買い替える気にはなりませんでした。正直今でも新型iPhoneSEの発表を期待しているぐらいなのですが、その時は来てしまったのです。

私のiPhoneSEは死にました。

で、いまいち新しいiPhoneに買い替える気も起きなかったのと最近のiPhoneがやたら高価なだけで他のAndroidに比べて優位性もないことから、せっかくなのでAndroidにしてみました。というわけで、今回購入したのは

Samsungの最新機種Galaxy S10ですぅ。




今回はこのGalaxy S10の良いところ、悪いところを雑多に述べたいと思う。

良いところ

動きはサックサク

昨今のスマホならみんなそうなんだろうとは思う。けど3年以上前のiPhoneSEを使ってた身としてはだいぶ違うなぁという印象を受けます。ちなみにiPhoneSEでも特段困ったことはない。メモリも8GB積んでるし、なんなら会社の下手なPCより高スペックですわ。あまり重いゲームとかしない私からすればオーバースペックもいいところ。

超美麗ディスプレイ

有機ELでQuadHD+ということでとってもきれいですね。やたらと高解像度の動画で有名なYoutuberの動画が初めて超高解像度だな!って実感できる程度には違う。写真を見るのにはとてもいいですね。画面の明るさや色味もそんなに気になるほどではないですが、若干暗い。白が白すぎなくて目に優しいという考え方はあります。

生体認証の幅が広い

指紋認証と顔認証の2つが使える。しかも指紋認証はディスプレイ上なので余計なものがなくてスマート。超音波使った読み取りでより高精度らしいのですが、まぁまぁ読み取れないことがあります。しかし、ボディ背面に謎のぽっちがないっていうのがアドバンテージですね。すばらしい。顔認証の精度もまぁまぁいいんじゃないでしょうか。気が付いたら開錠できる状態になってることがままあります。

記憶領域128GB

デフォルトで128GBなので十分ですね。外部メモリを差す必要性なんて全くないですね。一般市民で128GBで足りない人はちゃんと管理するようにした方がいい。動画保存しておくとかアホちゃう。大事な写真はクラウドにアップしておきなさい。

悪いところ

でかい。
重い。
以上だ。

これだけで購入を躊躇うには十分な理由になります。このサイズがしっくり来る人間なんてチェホンマンくらいでしょう。画面の左上に親指が届かない。ぶっちゃけ一番上すら届かない。なのに通知や消音・Wifiの切り替えショートカットを開くには画面の一番上からスワイプしないといけないUIだなんて信じられない。いちいち両手で持たないといけないなんてスマートさの欠片もないと私は思いますね。ズボンのポケットに入れると違和感が半端ない。四角い大きなものが入ってる感が半端ない。小さい鞄のときは鞄に入れるようになった。着信に気が付かないってことがザラ。携帯電話として本懐をなさなくなった感は否めません。

全体的に

今まで使っていたiPhoneSEに比べれば、防水/防塵だったりFelica対応だったり、Qi対応だったり性能アップは目覚ましいですね。最新のスマホであれば大体そうなんですけどね。スマホで写真を撮ることがそんなにないので特に言及してませんが、カメラ性能もGalaxyS10は非常に高性能でiPhoneXsよりいいんじゃないかって話もあるくらいです。インカメラのパンチホールは意外と気にならないことがわかりました。今のところ、全面ディスプレイにおいては、誤操作があったりしてまだ使いづらさがあります。それにはやはり本体の大きさも原因の一つかな、という気もします。両手で持ってると思ってもみないところを触ってたりしますね。不器用なのかしら?サイズによる取り回しの良さはiPhoneSEに勝るものはないと言っても過言ではないでしょう。やっぱりiPhoneSEがNo.1。

え?エッジディスプレイ?別にいらねぇな。誤操作の原因だろ。

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