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【好酸球性血管性浮腫】手足が尋常じゃなくむくむ!日常生活に支障をきたす前に病院へ行こう

おはこんばんにちわ、ビショップです。

もうちょっと頻繁にブログ更新したいところですが、なかなか忙しくてね…

6月の中旬、妻の手足、特に手首足首から先がむくむようになりました。数日のうちに、手は握ることができない状態になることさえあるほどむくみ、徐々に日常生活に支障をきたすレベルのむくみがみられるようになりました。一向に良くならないむくみを抱えて、1か月以上かけて先日やっと回復の兆しが見えたため、まとめていこうと思います。

病名

今回の妻のかかった病気は、好酸球性血管性浮腫というものでした。

症状

妻に起きた症状は、

  • 突然四肢(特に手首足首から先)がむくむ。ひどいときは手を握るのさえ困難。むくみすぎて歩くと痛い
  • むくみが引くと蕁麻疹のようなものが出て痒みが出る
  • 尿検査をしても異常値はなし
  • 血液検査で白血球数が異常に多い。

軽い場合だと、特に治療することなくむくみが引くこともあるそうです。
若い女性に多いらしいです。
下の画像は血液検査の結果です。
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好酸球数が15.5っていう数値になっています。普通の人はゼロで、アレルギー持ちの人で0.3~0.5くらいらしいので、もう異常なことが分かりますね。医者にはなかなか見ない数値と言われました。

原因

血液検査でわかる白血球の数ですが、中でも好酸球が非常に多くなり、その好酸球が皮膚下で炎症を起こすことでむくんだり、腫れたりするようです。なぜ手足で起こるのかは分かっていないみたいです。好酸球はアレルギーや寄生虫に感染したときに活躍する血球です。この辺は「はたらく細胞」を読みましょう。アレルギーもないし、寄生虫感染もないのになぜか急に好酸球が増える、その辺の原因もよく分かっていないようで、基本的には対処療法しかないようです。

治療

上でも書きましたが、特に何もしないでも治ることも多いそうです。ですが、妻の場合、診断がつくまで1か月かかりましたが、その間ずっとむくんだままでした。このようにむくみがひどい場合は、ステロイドを服用します。これがめっちゃ効きます。服用し始めてから2,3日でむくみはほとんど引きます。とはいえ、この辺も人によって違うみたいですね。ステロイド自体は副作用も強いのですが、服用をやめるとむくみをぶり返すパターンもあるらしく、医者のしっかりとした指導が必要です。なんかだるいとか、体が変だなぁって思っても自分の判断で減らしたり止めたりするのは絶対NGです。
下の画像はステロイド服用し始めて2週間後の血液検査の結果です。
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好酸球数が2.3と一気に減りましたね!とはいえ正常値から見ればまだまだ多いです。大変でしょうが、しばらくは継続してステロイドの服用が必要ですね。

まとめ

妻の場合、病院をはしごしました。最初はリウマチや腎不全を疑ったんです。ただ、その病院でできる血液検査では白血球数が多いことしか分からなく、膠原系の医者もいなかったため、別病院にかかることになったと。新しい病院の予約は2週間待ちだし、血液検査やるたびに1週間待たされるし、おかげで薬の処方までに1か月以上かかりました。その間妻の手足はずっとむくみっぱなしで、マッサージしてもだめだし、辛そうでした。手足のむくみにはリウマチ等も考えられるので、膠原内科もある大きい病院の内科にかかるようにした方がいいですね。近所で妥協していてはダメかもしれません。リウマチだと一生ものなので、妻としては非常に大変だったとは思いますが、今回、好酸球性血管性浮腫ということでまだ良かったのかもしれません。このまま良くなりますように...

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